ワシントン州の旧Yahoo!データセンターから電気・機械インフラ撤去
ワシントン州のConfluence Technology Center(CTC)にある元Yahoo!のデータセンターから、電気と機械のインフラが取り除かれました。
Chelan Douglas Regional Port Authority(CDRPA)は、シェラン郡ワナッチーにある施設から発電機、冷却装置、スイッチギアを撤去しました。
「データセンターのテナントが退去したとき、電気的、機械的なインフラはすべて残っていました」と、港の公共事業・資本プロジェクト担当のStacie de Mestre氏はThe Wenatchee Worldの取材に語っています。
「機器やインフラを利用するテナントを探そうしましたが、うまくいきませんでした」
建物はコア・シェルの状態に修復され、約2,500人の工数が費やされ、26万ポンドの剥き出しの銅線を取り外してリサイクルし、15万ポンド(68,000kg)のバッテリーを取り除き、屋根から28台の排気ファンを取り除きました。
CDRPAはこの作業について、 Absher Construction 社と370万ドルの契約を結びました。「しかし、データセンターから撤去された材料や機器の多くは、サルベージ価値がありました」と Stacie de Mestre氏は言います。「そのため、プロジェクト開始時に121万ドルを支払ってくれました。」
復旧作業は、8月に完全に完了する予定です。
今月初め、マイクロソフト社はシェラン郡の別の場所に3つのデータセンターを建設する計画を発表しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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