Googleがベルギーのエコーサンヌに36ヘクタール土地取得
国内で購入した3区画目でデータセンター建設は未定
Googleは、ベルギーのブリュッセル郊外にある広大な土地を取得しました。
VRTの報道によると同社は新しいデータセンターを建設する可能性を視野に入れ、エコーサンヌに土地を購入しました。土地売却の条件は明らかにされていません。
エコーサンヌ は、ブリュッセルから南に約40kmのフェルイ工業団地にあります。同誌によると、 エコーサンヌ の土地に新しい施設を建設するかどうかの最終決定はまだ下りていないとのことです。
「準備はしておかなければならない。機会があればそれを利用し、拡大しなければならない時期が来ても、ベルギーで継続することができる」と同社は地元紙に語っています。
ベルギーには、Googleがヨーロッパで最初に建設したデータセンターがあります。同社は2009年以降、エノー州にあるワロン自治体内の90ヘクタールのサンギスランに5つのデータセンターを建設し、5つ目は2022年に完成する予定です。また、同敷地内に太陽光発電所も建設しています。今回新たに取得した土地は、既存のキャンパスから約40km離れています。
Googleは昨年、シャルルロワ近郊のファルシエンヌ近郊のビジネスパークに約50ヘクタールの土地を取得しました。
「ベルギーは長年にわたり、デジタル経済の発展において欧州で重要な役割を担ってきました。ベルギーの中心部に位置し、ノウハウと才能にあふれた人材は、Googleのような企業にとって切り札であり、毎日ここで起業しているすべての革新的な企業にとっても切り札です」と、アレキサンダー・デクロオ連邦首相は述べています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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