Googleがクアラルンプールのデータセンターに着工
Elmina Business Parkに初の施設
Googleが、マレーシアで初のデータセンターを起工しました。
同社は今週、マレーシア初のデータセンターと、クラウドリージョンの起工式を行いました。
2022年に初めて発表されたこの20億ドルのキャンパスは、クアラルンプール郊外のElmina Business Parkに位置します。
AlphabetとGoogleの社長兼最高投資責任者であるRuth Poratは、次のように述べました。 「本日当社は、セランゴール州におけるデータセンターとクラウドリージョンの着工により、マレーシアのデジタル未来を推進するための支援を再確認しました。インフラストラクチャー、デジタルスキルアップ、サステナビリティに対する当社の投資は、高価値の雇用を創出し、地域社会と企業にAIの恩恵をもたらすため、マレーシア政府との共同努力の進展を示すものです。」
マレーシアにある同社の施設では、空冷式データセンターよりもエネルギー使用量が少ないとしている水冷技術を使用する予定です。ウォータースチュワードシップの一環として、同社は、地球環境センター(GEC)およびPetaling Jaya市議会(MBPJ)と協力し、セランゴール州のTaman Aman Lakeの修復に取り組んでいます。
式典には、マレーシアのDato’ Seri Anwar Ibrahim首相と、投資・貿易・産業大臣のTengku Datuk Seri Utama Zafrul Aziz上院議員が出席しました。
同大臣は、次のように述べました。「マレーシアに、データセンターとクラウドリージョンを設立した、Googleの迅速さを称賛します。これらの最先端施設は、マレーシアの製造業やサービス業、特に中小企業(SMB)にAIや、クラウドコンピューティングのような先端技術を活用する力を与えるだけでなく、グローバルなバリューチェーンに進出するマレーシアの産業の能力を高めるでしょう。」
今週初め、Google Cloudは、マレーシアでクラウドソリューションを提供するため、Dagang NeXchange Berhad(DNeX)との提携も発表しました。
Amazonは、8月にマレーシアのクラウドリージョンを立ち上げ、マイクロソフトは2021年4月にクアラルンプールにマレーシアのAzureリージョンを開設する計画を発表しました。これは、まだオープンしていません。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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