Google が英国初のデータセンターに10億ドル投資

Googleは、英国初のデータセンター建設に10億ドルを投資し、同社のサービスに対する需要の高まりに対応する予定です。この動きは、この動きは、英国を世界的なハイテクリーダーとして位置づけることを目指すスナク首相政権にとって、前向きな後押しとなると見られています。

2020年にGoogleが取得したロンドン北部のウォルサムクロスにある33エーカーの敷地に建設が始まりました。このデータセンターは、英国のGoogle Cloudの顧客とユーザーのためのデジタルサービスの信頼性を高めることになるでしょう。

今回の発表は、英国の財務大臣Jeremy Huntがダボス会議で英国のハイテクへの野心を促進するために尽力したのと時を同じくして行われました。Hunt財務相は、今回の投資を、世界的なテクノロジーハブとして台頭しつつある英国の地位に対する重要な自信の表れと見ています。

Huntは3月6日の年次予算編成に向け、さらなる減税に意欲を示し、英国の競争力を高めることを表明しています。さらに、より多くの企業のロンドン証券取引所への上場を奨励し、英国の金融機関を株式市場価値についての議論に参加させ、英国の経済状況の活性化に焦点を当てることを目指しています。

首相は、税金の低さが成長の加速につながる北米やアジアの経済との類似点を引き合いに出しながら、競争力を育む環境を作る決意を固めています。

W.Media （Hazel Moises記者）より抄訳・転載