Google、インド・ナビムンバイの8階建データセンターのリース契約を締結
Googleは、インドのNavi Mumbaiでのデータセンター開発に向けて、新たに長期間にわたる用地リース契約を締結しました。
インドの Economic Timesが最初に報じたところによると、Googleは、ナビ・ムンバイに位置する381,000平方フィート(35,400平方メートル)のデータセンターを、28年以上にわたる長期リースで取得する契約を締結したとのことです。
マハラシュトラ工業開発公社(MIDC)の工業団地に建設されるこの施設は、8階建てのビルで、2025年の完成を目指して間もなく開発が開始されると伝えられています。
Googleは、関連会社のRaiden Infotech Indiaを通じて、Amanthin Info Parks Private Limitedと契約を締結し、同社はMIDCから土地を賃借することになります。
Amanthin Info Parksは、Everstone Groupとデータセンター開発会社のYondr Groupが2021年に設立したジョイントベンチャー、EverYondrが所有しています。
不動産データ分析会社CRE Matrixが入手した文書によると、同社は毎月883クローネ(110万ドル)の賃料を支払うことになるとされています。
昨年、GoogleはAdani社と、ノイダにあるAdani Data Centreの464,000平方フィート(43,100平方メートル)を10年間賃貸する契約をしたと報じられました。
Googleは現在、ムンバイとデリーで2か所のインドGCPクラウドリージョンを運営しています。ムンバイは2017年に開設され、その後2021年にデリーが開設されました。
2021年7月に設立されたEverYondr社は、データセンター企業のYondr社と民間投資会社のEverstone Groupによる10億ドルのジョイントベンチャーです。Everstoneの不動産部門であるIndospaceは、インド最大の産業用不動産デベロッパーで、4700万平方フィート以上の開発を行っています。
両社は当時、ムンバイ、ハイデラバード、バンガロール、チェンナイ、デリーに施設が開発していくと発表していました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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