Huaweiがパキスタン国立銀行とデータセンターで提携

施設の詳細は未公開

Huaweiと、パキスタン国立銀行(NBP)がデータセンター構築で提携しました。

Pakistan Observer紙の報道によると両社はHuawei Connect 2024 Global Conferenceで覚書に署名したとのことです。

提案されている施設の詳細は公開されておらず、契約のその他の詳細も明らかにされていません。

データセンターは、クラウドサービスの展開を含み、Tier-IIIの基準で構築される予定です。

「今回の提携は、業務効率を向上させる先進技術を採用するという我々のコミットメントの証です」とNBPの社長Rehmat Ali Hasnieは、述べました。

NBPの CTO Amin Manjiは、「Huaweiの専門知識は、当社のデータ管理能力を変革し、システムの信頼性を確保する上で極めて重要です」と付け加えました。

先月、Huaweiはナイジェリア最大の金融機関のひとつである、United Bank for Africa(UBA)から300万ドルのクラウドコンピューティング契約を獲得しました。

Data Center Mapによると、パキスタンには現在22のデータセンターがあり、3つの市場に分かれています。 ラホール、カラチ、イスラマバードの3市場に分かれています。事業者には、PTCL、Multinet、Chapal、Supernet、Cybernet、Vision Telecomなどがあります。2023年6月、パキスタンのUniversity of Turbatが新しいデータセンターを開設しました。完成の第1フェーズは、同大学に1MWの太陽光発電プロジェクトが導入された時期と重なりました。

今年初め、パキスタンの石油会社Mari Petroleum Company Limitedは、クラウドコンピューティングと、人工知能(AI)に特化した子会社の設立を発表しました。それ以上の詳細は、明らかにされていません。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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