Interxion、マルセイユ新棟の起工記念ドリンクパーティの開催を予定

デジタル・リアルティのヨーロッパ地域子会社であるInterxionは、5月末に4棟目のマルセイユ・データセンターの建設を開始するとし、コロナ対策を考慮し屋上でのドリンクレセプションを行うと発表しました。

MRS4データセンターは、既存のMRS3施設に隣接し、Grand Port Maritime de MarseilleでのInterxionの3番目の施設となり、マルセイユ市内では4番目の施設となります。

MRS4の礎石

Interxionのサイトに掲載されている招待状によると、イベントは11時30分に開始されます。会場ではマスクが用意され、イベントは最大収容人数の規定に基づき制限されます。スピーチと礎石が置かれた後、ゲストには建設現場を見渡せるMRS3の屋上でドリンクが振舞われます。

プロヴァンス・アルプ・コート・ダジュール県知事のクリストフ・ミルマン氏、ブーシュ・デュ・ローヌ県議会副議長のジェラール・ガゼ氏、マルセイユ・フォス・グラン・ポート・マリタイム理事長のエルベ・マルテル氏、デジタル・リアルティ戦略担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントのデビッド・ルーバーグ氏、Interxion France社長のファブリス・コキオ氏などが講演者やゲストとして参加が予定されています。

マルセイユには14本の海底ケーブルが敷設されており、ヨーロッパと中東・アフリカを結ぶPCCWのPEACEケーブルも間もなく敷設される予定であり、国際的な通信拠点として、またデジタルの交差地点として、非常に重要な場所です。

Interxionは以前からこの地で事業を展開しており、MRS3はその現在のフラッグシップとなっています。放棄された戦時中の潜水艦基地を改装したMRS3は、2020年に開設されました。PEACEケーブルは、近くにあるMRS2施設につながれています。

Interxionは、2019年にデジタル・リアルティに84億ドルで買収され、その後、2020年のパンデミックに伴う制限があったにもかかわらず、デジタル・リアルティの後ろ盾で事業を急拡大しています。中でも、パリの85MWキャンパス、マドリッドの34MWデータセンターのほか、ベルギーとスイスでも新データセンターの建設に取り組んでいます。また、同社はギリシャの事業者Lamda Hellixを買収しました。

Data Center Dynamics

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