PDGがインドネシアに22MWのジャカルタデータセンター開設

インドネシアで6番目の施設

Princeton Digital Group(PDG)はインドネシアに新しいデータセンターを開設しました。

同社は今週、22MWのハイパースケールデータセンター施設(JC2)をグレータージャカルタのチビトゥンに開設したと発表しました。これは、同社にとって同国6番目の施設となります。

JC1と同じキャンパス内に設置された23,850平方メートルの新しい施設は、チビトゥンキャンパスを35MWに拡大します。

2021年8月に初めて発表されたこの1億5,000万ドルの施設は、当初2022年第4四半期に稼動する予定でした。PDGは最近、PT Cikarang Listrindo Tbk (CL)と再生可能エネルギー契約を結び、チビトゥンキャンパスにバイオマス由来のエネルギーを供給することになりました。

「インドネシアは、2025年までに1,240億ドルを超えると予測されるデジタル経済で、世界で最も急速に成長している国のひとつです。良好な人口動態に支えられ、同国ではクラウドの導入、インターネットの普及、電子商取引の成長がますます加速しています。このような追い風にAIが加わり、増幅されることで、インドネシアの需要は加速するでしょう」とPDGのCOO兼共同設立者であるVaroon Raghavan氏は述べました。「JC2の立ち上げは、汎アジアをリードするデータセンター事業者としての当社の地位をさらに強固なものにし、当社が事業を展開するすべての市場において、持続可能なデジタルインフラの成長を可能にします」。

Warburg Pincusの支援を受けたPDGは、企業やハイパースケーラー向けにコロケーションデータセンターを提供するほか、クラウドサービスも提供しています。同社はシンガポールに本社を置き、中国、インド、インドネシア、日本、マレーシア、シンガポールの20カ所以上のデータセンターで600MW以上の容量を運用しています。

PDGは2019年にインドネシアの通信事業者XL Axiataのデータセンターポートフォリオの70%の株式を取得し、プカンバル、チビトゥン、スラバヤ、ビンタロ、バンドンの5つのデータセンターを手に入れました。

同社はまた、バタム島のノンサデジタルパークに4棟96MWのキャンパスを開発中です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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