Lincoln社とHarrison Street社が米オハイオ州のテクノロジー&物流パーク起工

不動産投資会社のLincoln Property Company(LPC)とHarrison Streetは、オハイオ州ニューオルバニーで新しい開発に着工しました。

両社は先月190エーカーの敷地を取得し、産業およびデータセンターのユーザーやオペレーター向けに設計された多目的テクノロジー・物流団地を建設することを発表しました。

CoStarによると、両社はすでに新しい開発に着工しており、最初のビルは2023年に完成する予定だ。データセンターキャンパスは、ハイパースケーラーやその他の大手事業者向けに特別に設計された、最大120万平方フィート(約111,480平方メートル)と144MWの重要な負荷を収容できる予定です。

コロンバス郊外のニューオルバニーには、すでにGoogle、AWS、Meta(Facebook)、Stackなどのデータセンターが稼働または開発中の拠点があります。

Intelは最近、200億ドルを投じて1,000エーカーのチップキャンパスを建設すると発表しました。このキャンパスは、今回買収した敷地に直接隣接しており、シリコンハートランド・イノベーションパークとして知られています。しかし、同社は、チップメーカーに多額の補助金を支給するCHIPS法の米国政府通過が遅れているため、来月予定されていた起工式を延期しています。

Lincoln Rackhouse は、米国と英国に合計200万平方フィート(186,000平方メートル)以上のデータセンター・ポートフォリオを所有しています。

Harrison Street は1月、American Real Estate Partnersと提携し、バージニア州北部に計210万平方フィートのパワードシェル型データセンター6棟を開発すると発表しました。

同社はこれまでにもAREPと提携し、バージニア州アッシュバーンの21445 Beaumeade Circleを取得しています。また、1547と共同でオレゴン州ポートランドのキャリアホテルPittock Blockを3億2600万ドルで買収し、1547と共同所有している米国のデータセンター4カ所のCIMグループの持分を取得しました。Harrisonと1547は、ウィスコンシン州ミルウォーキーのWells Buildingキャリアホテルなど、多くのデータセンター案件を共同で完成させています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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