Meta がインドのデータセンターを検討
リール需要喚起のため10-20MWのプロジェクトを計画中との報道
ソーシャルメディア企業Metaがインドでのデータセンター建設を検討していると報じられました。
Moneycontrolなどの地元メディアは、FacebookのオーナーであるMetaが、インドでの需要増に対応するため、インド初のデータセンターを検討していると報じています。
「Metaは小規模なデータセンターの導入を検討しています。キャッシュに特化した10-20MWのデータセンターになるかもしれません」と、この件に詳しい人物は Moneycontrol に語っています。
同社は、2024年の第1四半期にフィージビリティ・スタディを開始する予定だと報じられています。
それ以上の詳細は明らかにされていません。
Metaの国内における容量需要の増大の一因は、同社のビデオ製品「Reels」にあります。Reelsが競合するTikTokはインドでは禁止されています。
インドは2020年6月、国家安全保障上の懸念を理由に、TikTokをはじめとする100以上の中国製アプリを禁止しました。
Reels(FacebookとInstagramで利用可能なMetaの短編動画製品)は、2020年にInstagramで、2021年にFacebookで開始されます。
Metaの唯一のAPACデータセンターは現在シンガポールにあります。同社は米国で複数のキャンパスを運営・開発中で、欧州にもいくつかあります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。