Meta がイリノイ州デカルブにデータセンターを開設
3年の歳月を経て
Metaはイリノイ州デカルブにデータセンターを開設しました。
着工から3年、Metaはついに230万平方フィート(213,677平方メートル)の施設を完成することができました。
同キャンパスは、2020年に初めて発表されて以来、完成までに10億ドル以上を要し、1200人の技能労働者を必要とするものでした。同社によると、長期的には200人以上の雇用を生み出す予定だということです。
「このデータセンターを運営することになるのは、高度な資格を持ち、高学歴で高給取りの人材であり、その一人一人がデカルブ市に住みたいと思ってくれることを願っています」とデカルブ市のCohen Barnes市長は語っています。
建設プロセスにおいて、Metaは建設廃棄物の90%をリサイクルし、埋立地行き廃棄物を17,600トン削減しました。同社はまた、イリノイ州の2つの風力発電プロジェクトに投資し、地域の送電網に295MWの再生可能エネルギーを追加しました。
Metaのデータセンターコミュニティおよび経済開発担当ディレクター、Brad Davis氏は、次のように語っています。「私たちは現在、グローバルポートフォリオ全体で100%再生可能エネルギーを利用していますおり、新しいデータセンターがオンライン化されるたびに、この傾向は続くでしょう」
地域の再生可能プロジェクトに加え、Metaは北イリノイ大学と提携し、教育水準の低い高校生にSTEMの授業を提供し、29万ドルの助成金を提供しています。2020 年以降、Metaはデカルブ郡の学校や非営利団体に総額90万ドルを寄付しています。
2023年10月、Metaの2023年第3四半期の設備投資額は68億ドルにとどまり、前年より30億ドルほど少なかったことが明らかになりました。これは主に、同社がデータセンター計画を「再調整」する計画を発表した後、サーバーとデータセンター建設への投資を減らしたことによります。
同社は新設計の最初のデータセンターの着工に着手したばかりで、デカルブ施設は旧設計の最後のひとつとなります。我々は今週、新しいAIデータセンターの設計について紹介しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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