マイクロソフト、ノースヨークシャーの発電所跡地にデータセンターキャンパス建設へ
エッグボローに2棟のキャンパスを建設予定
マイクロソフトは、ノースヨークシャー州エッグボローの発電所跡地に、英国の新しいデータセンターキャンパスの開発を提案しています。
「2月21日と22日、マイクロソフトは2つのコミュニティイベントを開催し、エッグボロー発電所跡地の一部を利用した新しいデータセンターの提案を地元コミュニティに紹介しました。」
プレゼンテーションによると、マイクロソフトは旧エッグボロー発電所の一部に2階建てのデータセンターを2つ建設することを目指しています。詳細な仕様は共有されていません。
「私たちが提案する新しいデータセンターは、この元工業用地を再び雇用の場に戻すものです。現在、この敷地は開発準備のために更地になっています。私たちの提案は、より広い敷地の一区画を表すものです。」
マイクロソフトは、2024年半ばにノースヨークシャー州議会に計画許可を申請し、2027年初頭に建設を開始することを目指していると述べました。
リーズの東、ハルの西に位置するエッグボロー発電所は、1967年に運転を開始した石炭火力発電所です。1,960MWの発電能力を持ち、当初は2015年9月に閉鎖が発表されましたが、2018年まで延期されました。解体工事は2020年に始まりました。
2013年頃、同発電所をバイオマスに転換する計画がありましたが、資金的に不可能とされ、この計画は中止されました。Eggborough Power Ltd.の所有者であるEnergetický a průmyslový holding (EPH)は、同地に2,500MWの新しいガス火力発電所を提案し、2018年に政府の許可を得ました。
エッグボロー発電所は、2019年にSt Francis Groupによって買収され、発電所を取り壊し、代わりに倉庫ユニットを建設する計画でした。新しいEPHガスプラントは、再開発に隣接する土地に建設される予定です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。