パキスタンの繊維会社がデータセンターに軸足を移す

石油会社Mariのデータセンター進出に続く

パキスタンの繊維会社が、データセンター開発に軸足を移しています。

Chakwal Spinning Mills Limitedは今週、パキスタン証券取引所にこの変更を発表しました。

「経営陣は、パキスタンでデータセンターとクラウド事業を立ち上げるため、PNO Capital Limitedと77億8400万ルピー(2800万ドル)の投資に関するタームシートに署名しました」と通知には書かれています。

スポンサーからの4億ルピー(140万ドル)を含む、5億ルピーが株式として割り当てられます。残りの73億ルピーは、転換社債を通じて提供されます。

Chakwalは、投資プロセスを監督する財務アドバイザーとしてOptimus Capital Management (Private) Limitedを指名しました。

PNO Capitalは、パキスタンを拠点とする投資会社です。その他の投資先にはカートサーキットや、バス事業者などがあり、同社は以前、太陽光発電所に投資していました。

繊維会社のChakwal Groupは、1974年に設立されました。Chakwal Spinning Millsは伝統的に糸製造会社です。

1月、Chakwal Spinning Millsは、米国、アラブ首長国連邦、フィリピン、中国に拠点を持つとされる、無名の地元テクノロジー企業と合併するMoUを発表しました。同社はその後、社名をQuantum Cloud & AI Technologies Limitedに変更する計画を発表しました。

計画されているデータセンターの詳細については、共有されていません。

Data Center Mapによると、パキスタンには現在22のデータセンターがあり、3つの市場に分かれています。 ラホール、カラチ、イスラマバードの3市場に分かれています。事業者には、PTCL、Multinet、Chapal、Supernet、Cybernet、Vision Telecomなどがあります。2023年6月、パキスタンのUniversity of Turbatが新しいデータセンターを開設しました。完成の第1フェーズは、同大学に1MWの太陽光発電プロジェクトが導入されたのと同時でした。

今月初め、パキスタンの石油会社Mari Petroleum Company Limitedは、クラウドコンピューティングと、人工知能(AI)に特化した子会社の設立を発表しました。それ以上の詳細は明らかにされていません。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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