Paratus Groupがアンゴラで第3のデータセンター建設
アフリカ南部では5番目の拠点
アフリカの電話会社Paratus Groupは、アンゴラのルアンダにデータセンターの建設を計画しています。
Paratusによると、ルアンダにあるこの施設は、同社にとって同国3番目の施設であり、ルアンダ初のTier IV施設になる予定です。
この施設は30,000平方メートル(323,000平方フィート)の敷地に建設され、2,000ラックで10MW以上のIT容量を備えています。このプロジェクトは、同社にとって「これまでで最大のデータセンター・プロジェクト」であると述べています。建設予定日や完成予定日は明らかになっていません。
Paratus Angola(以前はITAとして知られていた企業)は現在、アンゴラの首都にあるキャンパスで2つのデータセンターを運用しています。1 番目は 2017 年に開設され、1,500 台のサーバーを収容可能であり、2 番目は 2019 年に開設され最大 7,000 台のサーバーを設置することができます。
また同社はこのキャンパスで、5ヵ所ある遠隔地のうちの1ヵ所を運営しており、OneWebとの契約の一環として、新しい地上局の建設にも取り組んでいます。
Paratus のCTOであるRolf Mendelsohnは次のように述べています。「近年、ナミビアとザンビアに世界最高水準のデータセンター施設を建設してきましたが、今回の建設は当然の進化です。アンゴラ最大の規模を誇るこのデータセンターは、当社の既存のデータセンターを補完するだけでなく、アンゴラにおける当社のネットワークをこの地域の重要な拠点として確固たるものにするでしょう」
Paratus Groupは、アンゴラ、ナミビア、ザンビアのアフリカ南部で4棟目のTier IIIクオリティのデータセンターを運用しています。今月初めには同社がケーブル陸揚げ局を開発したEquiano海底ケーブルのナミビア支線を稼働させました。また今年初めには、南アフリカのプレトリアに新しいテレポートの建設を開始しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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