AirTrunk が香港で2番目のデータセンターを開発へ
来年には15MW施設の第1フェーズ稼動予定
APACのデータセンター会社AirTrunkが香港に2つ目の施設を開発する予定だと発表しました。
今週、マッコーリーが出資するAirTrunk HKG2(HKG2)は、新界東部に15MWのデータセンターを建設する計画を発表しました。この施設は11,600平方メートル(124,860平方フィート)で、4,400平方メートル(4,7360平方フィート)の技術スペースを提供し、PUEは1.25で運用されます。
このプロジェクトは既存のビルを改修するものであり、初期容量は2024年半ばにアンカーテナントに供給される予定で計画されています。
AirTrunkのCEO代理であるMichael Juniperは次のように述べました。「香港は主要な国際ビジネスハブとして、デジタル経済の発展を加速させるという野心を持っています。人工知能の急速な台頭とともに、クラウドサービスとそれを支える重要なデジタルインフラに対する需要は非常に高まっています」
2020年後半、香港初のデータセンターHKG1が西新界にオープンしました。このデータセンターは、8,000平方メートルの技術スペースに20MWの電力を供給しています。昨年同社は埋め立て地にあるプラントからのバイオマスエネルギーを使ってこの施設に電力を供給する計画を発表しました。
最初の香港データセンターの顧客はMicrosoftです。
香港のAirTrunk責任者であるKC Liは、次のように述べました。 「HKG2の開発は、新たな雇用の創出、パブリッククラウドの実現、持続可能なイノベーション、地域社会への貢献など、香港経済に重要な利益をもたらすでしょう」
香港以外にも、AirTrunkはシンガポール、東京(2カ所)、マレーシアのジョホール、シドニー(3カ所)、オーストラリアのメルボルンでデータセンターを運営・開発しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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