PLDT がフィリピンで100MWのデータセンターを計画中

詳細不明の 12番目の施設

通信事業者のPLDTは、フィリピンで12番目のデータセンターの開発を計画中です。

先週のW. Media Philippines Cloud and Datacenter Convention 2023の基調講演で、ePLDTの社長兼CEOのVictor S. Genuinoは、同社は新たに100MWの施設を計画していると述べました。

ロケーションや仕様の詳細、開発スケジュールなどは明かされていません。

「当社は、フィリピンのさまざまなセクターのデジタルトランスフォーメーションをサポートし続けながら、フィリピンがアジアの次なるハイパースケーラの拠点となるよう支援したいと考えています。そのため、当社のデータセンターがフィリピンのデジタル経済を支える重要な存在となるよう、エコシステムに多額の投資を行ってきました」とGenuinoは述べています。

歴史的に、データセンターはデジタルアジェンダ、特にフィリピンにおいて、沈黙を守りながらも基本的な役割を 果たしてきました。しかし、現在状況は変わりつつあります。政府や 企業は今、この業界がデジタルの未来を守るために不可欠な役割を担っていることを理解しています。

現在、PLDTのePLDT/Vitroデータセンター部門は、10カ所のデータセンターで6,000ラック以上を維持しています。昨年同社は、既存のポートフォリオを3,000ラック拡大する計画を発表しました。

PLDTは現在、マニラ郊外のサンタローサに100MWのデータセンターを建設中で、3月に着工しました。最初の段階である14MWは2024年初頭に稼動する予定となっています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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