
STT GDCが東京近郊にデータセンターを開設
印西キャンパス初の施設が稼動
APACデータセンター企業のST Telemedia Global Data Centres(STT GDC)は、東京近郊に新しいデータセンターを開設しました。
同社は今週、「STT Tokyo 1が、サービスを開始したことを誇りに思います。これは、日本のデータセンター市場が急速な成長を続ける中での大きな節目です」と述べています。
「STT Tokyo 1」は、グッドマンビジネスパーク印西内にある、STT 東京キャンパスの2棟のうちの1棟です。
同キャンパスは、完成時に最大70MWのIT負荷をサポートし、「STT Tokyo 1」は最大32MWを供給します。
この発表では、幸運と新しい門出を象徴する伝統的な鏡開きが行われました。
STT GDC Japan代表取締役社長の前田潔は、次のように述べています。「STT Tokyo 1は、当社がグローバルで培ってきた最高の専門性を反映したもので、卓越した運用性、将来に備えたインフラ、設計によって組み込まれた持続可能性を備えています。日本のデジタルトランスフォーメーションが加速する中、この施設はお客様のアプリケーションやデータの可能性を最大限に引き出すために、必要なパフォーマンスと信頼性を提供します。私たちは、日本のデジタルの野望をさらなる高みへと昇華させる役割を果たせることを誇りに思います。」
STT GDCは、2021年10月に初めて東京への進出計画を発表しました。グッドマンジャパンは、データセンターのシェルとコアを開発し、同社に建物を長期的に賃貸し、施設を運営することが決まっていました。最初のビルは当初、2024年第2四半期にサービス開始が予定されていました。
シンガポールを拠点とするSTT GDCは、日本、インド、マレーシア、ベトナム、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア、韓国でデータセンターを運営しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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