フィンランド・オウル近郊に2つのソーラーパークとデータセンターを建設

詳細はまだ不明

フィンランド・オウル近郊に、2つのソーラーパークとデータセンターが建設されます。

このインフラは、リミンカ自治体にあるKivimaki農場の敷地内に建設される予定です。

ノルウェーのEndra(北欧地域で太陽光発電所の開発・運営を専門とする企業)が、最初のソーラーパークを建設します。この施設は、87ヘクタールの敷地に10万枚以上の太陽光パネルを設置する予定です。

地元の公益事業会社Liminka Energiapuisto Oyの取締役会会長であるVeli-Matti Valikangasによると、施設の建設は今秋に開始され、約2年をかけて進められ、約100人の雇用が見込まれています。

2つ目のソーラーパークは、スウェーデンの建築・エンジニアリングコンサルティング企業Sweco Finlandが建設を担当し、72ヘクタールの敷地をカバーします。ただし、こちらの施設に関する詳細情報はまだ少ない状況です。

両施設を合わせると、年間で7万MWh以上の電力を生産する見込みです。

データセンターは30ヘクタールの敷地に建設され、フィンランドのデータセンター運営企業YIT Corporationが担当します。同社は最近、アルゴリズム取引企業XTX Marketsと契約を結び、カヤーニに2棟目のデータセンターを建設することも発表しています。

フィンランドのデータセンターは首都ヘルシンキに集中していますが、Verne、Equinix、atNorthなどの既存事業者に加え、Polarnode、FCDC、Arcem、Hypercoなどの新興企業が国内各地で複数の開発を計画しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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