CiscoがAIに10億ドル投資する最新のテクノロジー企業へ
Ciscoの、グローバル・コーポレート・ベンチャー投資部門であるCisco Investmentsは、新興企業のエコシステムを強化し、安全で信頼性の高いAIソリューションの開発を拡大する目的で、10億米ドルの人工知能(AI)投資ファンドを立ち上げました。
Ciscoは、しばしばハイテク業界の800ポンドの強力なゴリラとして認識され、ソフトウェア、ネットワーキング、セキュリティ、コンピューティング、さらには、データセンターとハイブリッド・クラウドを含む様々な、テクノロジー・ソリューションにその足跡を広げています。今回の10億ドル規模のAI投資発表は、Microsoftや、Googleといったテクノロジー大手による、今年相次いだ同様の発表の中でも最新のものです。
CiscoのMark Patterson最高戦略責任者(CSO)は、「当社では、AIの構築、セキュア化、パワーアップを目指すAI時代の顧客にとって、最高の戦略的パートナーになることができると確信しています。当社は、AIを接続し安全性を確保し、進化させるために不可欠な技術を構築するだけでなく、より広範なAIエコシステムに投資することで、より効果的に顧客のニーズに応えていきます」と述べています。
コーポレート・ディベロップメントおよびCiscoインベストメンツ担当SVPのDerek Idemotoは、次のように述べています。「10億米ドルのAI投資ファンドの設立は、人工知能の変革力と、世界的に産業を再定義する可能性に対する当社のコミットメントの証です」さらに同氏は、「このファンドは、AIとイノベーション、そしてテクノロジーの次の波を、定義する起業家と、先見性への当社の揺るぎないコミットメントを表しています」と付け加えました。
プレスリリースによると、過去数年間Ciscoは、AIに焦点を当てた20以上の買収と投資を行っており、GenAIと機械学習の能力を高め、当社のポートフォリオ全体にAIを統合してきたとのことです。
Cohere:トロントと、サンフランシスコに本社を置くCohereは、セキュリティに特化したフロンティア大規模言語モデル(LLM)と、企業のニーズに合わせてカスタマイズされたRAG(Retrieval-Augmented Generation)機能を提供しています。
Mistral AI: Mistral AIは、パリに本社を置く、生成人工知能(GenAI)を専門とするグローバル企業です。
Scale AI: 米国を拠点とするScale AIは、AIアプリケーションのトレーニングと、検証を提供するデータ中心のエンドツーエンド・プラットフォームを提供しています。
W.Media (Deborah Grey 記者)より抄訳・転載
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