
SM Investmentsが電力コストの高さを理由にデータセンター事業から撤退
フィリピンのコングロマリットSM Investments Corp.は、国内の電力コストの高さを理由に、データセンター事業における少数の株式を売却する計画であると、最近の報道で伝えられています。
「当社の見解では、電力コストが非常に高く、最終的にはデータセンター事業における少数持分を売却することになると思います」と、SM Investmentsの社長兼最高経営責任者(CEO)であるFrederic DyBuncioが語ったとされています。昨年4月、同社はYCO Global Cloud Centers Holdings Inc(YCO)の株式598万株を取得し、持株比率を18.1%に引き上げました。
YCOは、持続可能でキャリアニュートラルなグリーンフィールド型データセンターを構築するデジタルインフラ企業です。
以前のインタビューで、同CEOは「主要なハイパースケーラー企業は、フィリピンが自然災害のリスクが高く、電力コストが非常に高いと考えているため、マレーシアやベトナムへの投資を好む」とも述べています。
SM Investmentsは、小売、銀行、不動産分野に投資するフィリピン最大級のコングロマリットの一つです。
W.Media ( Jan Yong 記者)より抄訳・転載

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