Macquarieが韓国ソウルで40MWのデータセンターを買収

今年後半に開設予定

Macquarie Asset Managementが、韓国ソウルに新設されたデータセンターの優先入札者に、選ばれたと報じられています。

Seoul Property Insightなどによると、Igis Asset Managementは、ソウル郊外の京畿道にある河南データセンターの、買収にMacquarieを選んだとのことです。

この投資会社は、今年稼働予定の40MWの施設についてデューデリジェンスを行っているようです。取引条件は、まだ明らかにされていません。

2010年に設立されたIgis Asset Managementは、APACの大手資産運用会社です。運用資産は約500億ドルで、その約4%がデータセンターに投資されています。同社は昨年、1億5100万ドルの投資で、2番目のデータセンターファンドをクローズしました。

LGのITサービス子会社であるLG CNSは、昨年Igisとデータセンター開発の契約を結びました。当時両社は、河南データセンターや、サムスンデータセンターなど、韓国内の大規模データセンター建設で協力すると発表していました。

同社は2021年10月に、41,900平方メートル(451,030平方フィート)のデータセンターを、起工したと言われています。Igisがこの施設の売却を検討しているという報道は、2023年11月に浮上しました。

Macquarieのデータセンター投資先には、Aligned、STT GDCの欧州部門Virtus、NTT GDCの欧州および、北米施設APACのAirTrunkがありますが、後者の会社の売却も近いと言われています。Macquarie Capitalは、欧州の事業者KevlinXにも投資しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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