OADC、南アフリカのNTTデータセンターを買収

NTT、Dimension Dataの資産売却へ

汎アフリカデータセンター企業Open Access Data Centres(OADC)が、南アフリカにおけるNTTデータのデータセンターポートフォリオを買収します。

南アフリカ競争委員会(CCSA)は先週、この買収提案を承認したと発表しました。ただし、関係企業からの公式発表はまだ行われていません。

規制当局によると、この取引によりOADCの関連会社であるOADC PropcoとOADC Opcoが、現在NTTデータSAが所有・運営する7つのデータセンターを取得する予定です。

取得対象施設は、ブルームフォンテーン、ケープタウン、イーストロンドン、ヨハネスブルグのブライアンストンおよびパークランズ、クケルバ、ウムランガに所在しています。

CCSAによれば、本取引には関連インフラ、設備、サプライヤー契約、各拠点の賃貸契約に加え、パークランズのデータセンターが立地する不動産も含まれます。

CCSAは「当委員会は、本取引がいずれの市場においても競争を実質的に減退させたり、阻害したりする可能性は低いと判断しました」と述べています。

NTTデータ、OADC、ならびにOADCの親会社であるWIOCCはいずれも、現時点ではこの取引について発表していません。DCDは追加情報を求めて問い合わせを行っています。

NTTグループは2010年にDimension Dataを買収し、南アフリカ国内において合計約10MW規模の複数の小規模なレガシー施設を引き継ぎました。同社は2021年、ヨハネスブルグに12MW規模のハイパースケール向け施設であるJOH1の第1フェーズを開設しました。ヨハネスブルグに本拠を置くDimension Dataは、1983年に設立されました。

アフリカのネットワーク卸売企業であるWIOCCが所有するOADCは、2021年に設立され、南アフリカ、コンゴ民主共和国、ナイジェリアにおいて、6つのハイパースケールデータセンターと30以上のエッジサイトを展開しています。

南アフリカでは、ヨハネスブルグ、ダーバン、ケープタウンの2拠点に施設を有しており、国内各地で数十のエッジサイトを展開中です。

2008年に設立されたアフリカのネットワーク卸売企業であるWIOCCは、EASSy、EIG、WACS、TE North、SEA-ME-WE 5、ならびにFacebook主導の2Africaケーブルシステムのコンソーシアムに参加しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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