InfiniG、マイアミのホテルにビル内モバイル通信を導入
宿泊客はホテル内で好みのモバイルネットワークに接続可能
モバイルカバレッジソリューション企業のInfiniGが、フロリダのホテルに、ビル内モバイルインフラを導入しました。
同社は今週、マイアミのGale South Beach Hotelに、 Mobile Coverage as a Servic(MCaaS)ソリューションを、導入したことを発表しました。
同社によると、この配備により、今年初めにオープンしたGale Hospitality Group所有のホテル内のすべての場所で、すべての宿泊客に、マルチキャリアのモバイルカバレッジサービスが提供されるとのことです。宿泊客は、好みのモバイルネットワークに接続して、音声およびデータサービスにアクセスすることができます。
MCaaSソリューションは、物理的なオンサイトハードウェアと、モバイルネットワークのパフォーマンスを管理するためのクラウドベースのプラットフォームで構成されています。このソリューションは、AirspanおよびDruid Softwareと共同で開発されました。
接続には追加の認証やログインは不要で、このソリューションは米国の主要モバイルネットワークと、それぞれのパートナーをサポートするそうです。
InfiniGのCEOであるJoel Lindholmは、次のように述べました。「Gale South Beachと提携し、ゲストに比類のないモバイル体験を提供できることを、うれしく思います。業界のリーダーである、AirspanおよびDruid Softwareとの4年にわたる協力により、ホスピタリティ分野における建物内モバイルカバレッジの新しい標準となる、真に革新的なソリューションを、構築することができました。」
Gale Hospitality Groupの情報技術担当副社長のSeth Wassermanは、次のように述べました。 「ここGale South Beachでは、お客様に最高の体験を提供するよう努めています。そのためには、信頼性の高い堅牢な接続性を確保することが極めて重要です。InfiniGのMCaaSソリューションは、仕事と遊びの両方において、安全性だけでなく、ゲストのためにはるかに優れたレベルのサービスを保証し、マイアミビーチの主要なデスティネーションとしての地位を強化してくれます。」
2023年に設立されたInfiniGは、MCaaSソリューションに特化しています。同社のJoel Lindholm CEOは以前、Metaのイノベーションチームで、モバイルネットワーキング開発に携わっていました。
先月InfiniGは、ユタ州ソルトレイクシティのパークサイド小学校に、MCaaSソリューションを導入しました。 同社は 、AT&T、T-Mobile、Intelと協力して、以前はモバイルカバレッジを利用できなかった学校に、接続性と安全性を提供したと述べました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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