KDDI、フィリピン初の地下鉄に通信インフラを導入へ

建設完了予定は2029年

KDDI Philippinesは、フィリピン初の地下鉄交通網に通信インフラを導入することを明らかにしました。

KDDIの子会社である同社は今週初め、マニラ首都圏の北部バレンズエラ市と南部パラニャーケ市を結ぶこのプロジェクトでの役割分担について発表しました。

KDDIは、その建設を支援するため、フランスのThales社と契約を締結しました。

KDDIは、東バレンズエラ駅からNAIA(ニノイ・アキノ国際空港)第3ターミナル駅までの15駅、および発着所、運行管理センターをカバーする総延長約30kmのネットワークに通信インフラを提供します。

同社は、パートナー企業と協力して、この地下鉄の通信システムと運賃徴収システムを建設する予定であることを示しました。

この地下鉄は、マニラ首都圏の人口増加に伴う交通渋滞を緩和するために開発が進められています。

日本の政府開発援助(ODA)は、2018年3月にフィリピン政府と1,045億円(7億900万米ドル)の融資契約を締結した後、このプロジェクトに資金を提供しています。

なお、この地下鉄プロジェクトは2029年に完成する予定です。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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