オランダのコロケーション事業者Datacenter Almereが破産申請

同社はアムステルダム郊外で旧Interxionの施設を運営していた

オランダのデータセンター事業者Datacenter Almereが破産を申請しました。

同社は今月、Midden-Nederland裁判所から破産を宣告されました。

Andrew van der Haar氏が率いる同社は、コロケーションサービスを提供し、アムステルダム郊外のアルメレにでデータセンターを運営していました。また、子会社のICT Campus AlmereとIaaSプロバイダーのNL Datastoreも破産の対象となっています。

裁判所は、破産整理の担当として、De Advocaten van Van Riet BV(不動産・弁護士事務所)のKCS Meekes氏を管財人に任命しました。(DCDは、van der Haarに対し現在コメントを求めています)

この施設は、もともと2001年にSara(現:教育研究協同組合Surf.nl)のために建設され、2008年にVancis社に引き継がれたものです。その後2018年にInterxion/Digital Realtyが同施設を取得し、「Almere ALM1」として運営していました。2019年に入りDatacenter Almereが同施設を再稼働させました。

報じられているところによると、9月に高圧ケーブルが断線し、データセンターで大規模な障害が発生していたとのことです。

このオランダのAlmere(アルメレ)ではNorthCやKeppelなど、多くの企業がデータセンターを所有あるいは運営を行っています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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