IBMのマネージド・インフラストラクチャ新会社名称は「Kyndryl」に決定

IBMは、インフラストラクチャ事業を分離して設立する新会社の名称を「Kyndryl」とすることを明らかにしました。

IBMは昨年、Red Hatの買収後にソフトウェアとサービスに注力していくため、マネージド・インフラストラクチャ・サービス事業を別会社に分割(スピンオフ)することを発表しましたが、これまでは単に「NewCo」と呼ばれていました。

KyndrylのMartin Schroeter CEOは次のように述べています。「Kyndrylは、真のパートナーシップと成長スピリットを呼び起こす。世界中のお客様は、進歩の中心となる重要システムを運営するブランドとして、また、業界で最高のグローバル人材を擁する独立企業として、Kyndrylを知ることになるだろう」

IBMによると、Kyndrylという名称は「会社のアイデンティティとミッションの中心となる言葉を現代風にアレンジしたもの」だとしています。「Kyn」はkinship(親族)という言葉に由来し、「Dryl」はtendril(蔓)に由来し、常に人類の進歩を目指しているという彼らの考えを表しています。

KyndrylのチーフマーケティングオフィサーのMaria Bartolome Winans氏は、次のように述べています。「名前を作ったのは、ブランドとしての旅の始まりに過ぎない。それは私たちの識別や、認知を支援してくれる。しかし、名前の意味は、私たちの行動、願望、行動、そして私たちがお客様にできることから、時間をかけて構築され、強化されていくだろう」

分割は2021年末までに行われ、IBM Kyndrylはニューヨークに本社を構える予定です。Schroeter氏は、「世界で最も活気に満ちたグローバルな都市の中心部に本社部門を置くという決定は、都市の経済的健全性に対する当社のコミットメントを明確に示すものだ」と述べています。

Data Center Dynamics

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