マイクロソフト、米バージニア州北部の土地を9370万ドルで取得
マイクロソフトが米バージニア州北部ラウドン郡Arcolaにある66エーカーの区画を9,370万ドル(1エーカーあたり140万ドル)で取得しました。
ラウドン郡のpublic zoning mapによると、この土地は計画開発・工業団地として区画化されています。 2014年、ラウドン郡の監督委員会はデータセンター都市計画(ゾーニング)条例を承認し、商業軽工業またはオフィスパーク、研究開発パーク、工業団地、または一般産業用の計画的開発としてゾーニングされた地区の使用許可対象にデータセンターを追加しました。
データセンター用地の取り合いは続く
The Washington Business Journalによると、24282 Quail Ridge LaneにあるArcola Business Park LLC社は、St. John Properties Inc社とバージニア州SterlingにあるJK Moving Services社のオーナーであるChuck Kuhn氏(2017年に1290万ドルで購入)が共同で所有しています。
隣接する、データセンターアレー(=データセンター横丁)としても知られるアッシュバーンの物件は、光ファイバルートの掘削許可を得ることは近々物理的に不可能になるという懸念が業界内で広がっているにもかかわらず、史上最高額に達し、1エーカー(4,047㎡)あたり200万ドル(約2億1,300万円)もの値がついています。
Digital Realtyは昨年、1エーカーあたり214万ドル相当のアッシュバーンの土地13エーカーを取得しました。一方、Cologixも同年、22.6エーカーの土地を約3800万ドル(1エーカーあたり168万ドル)で取得しています。
隣接する地区でも価格の上昇が見られますが、驚くべき事ではありません。事業者は光ファイバインフラの密度、割安なエネルギーコスト、魅力的な税制優遇策に惹かれています。
世界で2番目に大きいクラウド事業者であるマイクロソフトは、アッシュバーンの北側にあるLeesburgにも、2018年に7,300万ドルで取得した33エーカーの土地をすでに所有しており、後にデータセンターキャンパスの建設計画を提出しました。
Data Center Dynamics
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