
ロンドンのデータセンター建設現場で作業員が死亡
英国労働安全衛生庁が調査中
ロンドンで建設中の新しいデータセンターの現場で、建設作業員が死亡する事故が発生しました。
この作業員は、建設会社Maceの下請けとして働いており、事故は2025年8月23日(土)に発生しました。場所は、ロンドン北西部ブレント・クロスにあるPure DCの新しいデータセンターの建設現場です。
英国労働安全衛生庁(HSE)は、この死亡事故について調査を進めています。
Maceの広報担当者は、Construction Enquirerの取材に対し、正確な現場の場所についてのコメントを控えましたが、同社は以前からこのデータセンターの総合請負業者として知られています。
広報担当者は、次のように述べています。「8月23日(土)に発生した事故により、Maceの現場で働いていた請負業者の従業員が死亡しました。ご家族、ご友人、同僚の皆様に心よりお悔やみ申し上げます。現在、緊急サービスおよび労働安全衛生庁の調査に協力しています。」
Pure DCの広報担当者も、次のようにコメントしています。「8月23日(土)、Maceの下請け業者が当社のブレント・クロスキャンパスで作業中に致命的な事故に遭われたことを深く悲しんでいます。ご家族、ご友人、同僚の皆様に心より哀悼の意を表します。当社は、キャンパスで働くすべての人々の安全と健康を最優先事項としており、今回の事故の調査にあたる当局に全面的に協力してまいります。」
Pure DCはすでにブレント・クロスにキャンパスを保有しており、現在その施設を拡張中です。完成後は、最大90MWの容量を持ち、世界最大の「リビングウォール(植物壁)」を備える予定です。
DCDは、亡くなられた方とそのご家族、ご友人、同僚の皆様に哀悼の意を表します。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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