AWS US-East-1 Lamdaの障害により、世界的に問題が発生

Amazon Web ServicesのUS-East-1クラウドリージョンで障害が発生しました。(※AWS Statusによると、障害は現在解消した模様です)

同社は、AWS CloudFormation、Lambda、Amazon Connectがこの問題の影響を受けていると発表しました。

「US-East-1リージョンの複数のAWSサービスにおいて、エラーレートとレイテンシーの増加が継続して発生しています」と同社はステータスページで報告しました。「我々は根本的な原因をAWS Lambdaの問題と特定し、解決に向けて積極的に取り組んでいます」


[解決済み】エラーレートとレイテンシーの増加について
Jun 13 3:42 PM PDT 11:49 AM PDT から 3:37 PM PDT の間に、US-EAST-1 リージョンの複数の AWS サービスでエラーレートとレイテンシーの増大が発生しました。その結果、AWS Lambdaのキャパシティ管理を担当するサブシステムの問題であることが判明し、API Gateway経由を含むお客様に直接、また他のAWSサービスの利用を通じて間接的にエラーを発生させました。さらに、AWSマネジメントコンソールの使用時、またはCognitoやIAM STSを通じた認証時に、お客様の方で認証やサインインエラーが発生した可能性があります。また、AWSサポートに電話やチャットで問い合わせる際にも、問題が発生した可能性があります。午後1時41分までに、AWS Lambdaを担当するサブシステムの根本的な問題は解決されました。この時点で、他のAWSサービスからの呼び出しを含む、イベント中に蓄積された非同期Lambda呼び出しのバックログの処理を開始しました。午後3時37分の時点で、バックログは完全に処理されました。この問題はすでに解決され、現在すべてのAWSサービスは正常に動作しています」

AWS Statusより引用・抄訳

ユーザーからは、AWS Management Consoleのホームページも利用できないとの報告がありました。

Webflow、Chatbase、Cloudsmithなどの企業は、パフォーマンスの低下あるいは完全な障害を報告しています。その他、AP通信、PlutoTV、Hinge、Delta、Webflow、Simplecast、Shutterfly、Crunchyroll、Barclays、Goodreads、Story Origin、Option Research、DCU Center、Decent.xyz、Simplecast、Mobile Assistantなどもこの問題の被害を受けた模様です。

また、テック系出版社The Vergeは、ホームページの更新できなかったとし、バーガーキングのアプリが使えないとの報道もされていました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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