Unisysデータセンター障害で米ペンシルベニア州サイトがダウン

先週末、データセンター内機器の故障により、米国ペンシルベニア州のウェブサイトが40時間停止するという事故が起きました。

この障害の影響で、社会福祉プログラムの処理が出来なくなったり、また米国大統領選挙の準備段階の中、有権者が州のWebサイト上での投票登録を行うことができなくなるなどの混乱が生じました。

有権者登録不可

州のITサービスは、バージニア州アッシュバーンの南側にある150,000平方フィート(13,950平方メートル)のUnisysデータセンターから提供されています。同社は、2024年までの期間、州と年間1億ドルの契約を結んでいます。土曜日に、データセンター内のコンピュータ機器が故障したことが今回の障害の原因とされていますが、システムは今週初めに復旧しました。当局によると、この問題はハッキングや悪意のある活動が原因ではないとしています。

Kathy Boockvar州務長官は声明の中で次のように述べています。「停止は請負業者の機器の問題によるものであり、悪意のある妨害行為の証拠はありません。すべてのデータは通常通りバックアップされています。連邦IT担当者は、Unisysと協力し、できるだけ早くサービスを復旧できるよう動いています」

2月に、Unisysは米国政府の契約部門をSAIC Corpに約12億ドルで売却しました。同社は、この売却により、民間部門および海外にフォーカスするエンタープライズソリューショングループ向けに、より優れた製品を構築し、調達できるようになると述べていました。

Unisysが売却した事業は、同社の年間売上高30億ドルのうちの約7億ドル、21,000人の従業員のうち約2,000人を占めています。

投票や福祉の問題は別として、ペンシルベニア州政府はバーやレストランへのアルコールの供給を独占しています。1933年にアメリカの禁酒法が廃止されて以来、およそ17の州が政府による酒類の独占を維持してきました。

フィラデルフィア・インクワイアラー誌によりますと、今回の障害を受け、バーやレストランの注文システムが停止し、その結果、小売業者はワインやスピリッツを補充することができなくなったと報告しています。ペンシルベニア州酒類管理委員会は、同州内でのアルコールの販売を管理しており、州営のFine Wine&GoodSpiritsストアを介して小売業者に供給しなければなならない仕組みでした。

Data Center Dynamics

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