Level 3ダラスで光ファイバ断線事故、ロングビュー、キルゴア、ホールズビルでインターネット接続障害が発生
Level 3(レベル3コミュニケーションズ)のダラスDCで発生した光ファイバケーブルの断線事故が原因で、ISPのロングビュー&キルゴアケーブルテレビのサービスで広範囲な障害が発生するなど、米国テキサス州ロングビュー、キルゴア、ホールズビルの各都市で、インターネットサービスの著しい混乱が生じています。
「回線はまだ復旧していません。ETR(Estimated Time of Restoration:復旧までの想定時間)は現時点で不明です」と、木曜日遅くの断線事故に関し、同社は更新情報の中でこのように述べています。
「これは、回線のリース先であるベンダー及び当社エンジニア双方の優先事項であることに変わりはありません」
ISP企業は、今回のような断線事故に備えて冗長性を確保するためにAT&TとWindstreamからも回線をリースしていましたが、Windstreamからは「重大イベント」と回線ダウンの報告があったが、AT&Tからはなぜダウンしているのかの回答がまだない状況である、と述べています。
断線の原因はまだわかっていません。これは多くの場合、工事中の事故によるものですが、今年の初めには、男がXfinityの光ファイバケーブルを銃撃した事でオークランド周辺がオフラインとなりました。また今週、英国では放火の疑いと見られる原因による障害が発生しました。
他にもカナダTelus社ではビーバーが光ファイバケーブルをかじったことによる障害、Googleでは牛がケーブルを踏ん付けたことによる小規模な障害なども起きています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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