Linode社、データセンターで障害も、積極的情報開示でユーザーは一定の理解
オンラインは回復したが、根本的な原因はまだ解決されていない
クラウド事業者のLinode社は、フランクフルトにある自社データセンターで発生した障害の復旧に成功しました。しかし、最新のブログ記事では、エッジルーターの問題はまだ解決されていないと書いています。
Linodeは今回の障害対応中ずっと公式ウェブサイトで最新のステータスを更新していました。ハードウェアとソフトウェアの両方に障害が発生したことによって、両冗長ルーターの転送テーブルが誤作動を起こし、それが「ブラックホールルーター化」、または、一部のユーザートラフィックが知らないところで破棄される障害がが発生している、とユーザーに知らせるためです。
一連の不幸な出来事
Linodeはネットワークハードウェア事業者シスコにトラブルシューティングを依頼し、ネットワーク障害は復旧したと言われていますが、問題を完全に解決するために「別途メンテナンス」を実施するとしており、その時点で「完全な事後解析が利用可能になる」と述べています。
ユーザーはTwitterに不満を書き込もうとしましたが、復旧作業中にLinodeが示した情報透明性のレベルは満足できるとLinodeを称賛しました。
Linodeは、テレシティ・グループにデータセンター用地を貸し出した2015年にフランクフルトで事業を開始しました。昨年は、10日間の DDoS 攻撃と、Linodeの外部マシンに対するセキュリティ攻撃を受けました。
– Data Center Dynamics
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