Twitter障害:イーロンマスクがデータセンター統合一時停止、GCP利用削減
Twitterでは水曜日深夜に障害が発生し、ユーザーはツイートやアカウントのフォロー、ダイレクトメッセージの送信ができなくなりました。
一部のユーザーには、「1日のツイート数の上限に達した」というメッセージが表示されました。
Fortuneが見たスタッフへのメールでは、CEOで新オーナーのイーロンマスク氏がこう述べています。「特にスーパーボウルを控えているため、システムの安定性と堅牢性を最大化することを優先し、新機能の開発は当面休止してください。」
また、フォローアップのメールでは、Twitterが使用しているデータセンターである 「サクラメントからの移行、アトランタの統合、少なくとも来週までは(Google Cloud Platform)使用量の削減をしてください。」
昨年、440億ドルで会社を買収したとき、Twitterはサクラメント、アトランタ、ポートランドの3つのデータセンターを運営していました。また、Googleのクラウドサービスにも多額の費用を投じていました。
しかし、高額な負債を抱えた後、マスク氏はコスト削減を余儀なくされ大規模なレイオフとともに、クリスマスイブにサクラメントのデータセンターの閉鎖を命じ、アトランタを縮小し、Google Cloudの支出を削減しました。サービスはすぐに部分的な停止に見舞われましたが、それ以外は今まで、思い切った動きにもかかわらず、稼働時間を維持しています。
2月12日のスーパーボウルは、トラフィックが集中することが予想され、縮小されたインフラが試されることになります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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