カリフォルニア州バークレーでComcastのインターネット障害、器物損壊行為が原因とみられる

Xfinityサービスに対する新たな攻撃

9月24日(日)夜、カリフォルニア州バークレーのComcast Xfinityの利用顧客数千人がインターネットとテレビの障害に見舞われました。

Berkeley Sideが報じたところによると、この障害は光ファイバーケーブルの複数のラインが損害を受けた荒らしによるものと見られ、5,000から6,000人がその影響を受けた模様です。

「Comcastの技術者が現場に到着し、直ちに特定、修理、復旧作業に取り掛かっている」と同社の広報担当者Jon Koriel氏は話しています。

「現在、我々のチームは地元当局と協力し、器物損壊行為の原因を究明し、さらなる行為の防止に努めています」

Comcastは、バークレー市の多くの人々にXfinityインターネット・サービスを提供しています。

Xfinityは過去にもインフラへの器物損壊行為による障害に見舞われています。

先月、同じカリフォルニア州のナパ郡とソノマ郡の一部で発生した障害について、同社は器物損壊行為への非難声明を発表しました。

Xfinityはさらに、今年初めのスーパーボウル開催中にも光ファイバーケーブルの破損による大規模な障害に見舞われています。

この障害は、今年のスーパーボウルに出場していたイーグルスの本拠地フィラデルフィアで発生しました。

この障害は試合開始前に発生し、ComcastのXfinityインターネットとケーブル・サービスのユーザー数千人が試合前の中継を受けられなくなる事態となりましたが、同社によると、大半の顧客は午後6時40分のキックオフまでには復旧したとのことです。

今回の事故は、前年にカリフォルニア州オークランドで発生した、NFLのサンフランシスコ49ers対ロサンゼルス・ラムズ戦の試合中に約3万人に影響を与えた障害と類似しています。その時も、何者かが光ファイバーケーブルに銃弾を浴びせたことが障害発生の原因でした。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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