Amazon、カリフォルニア事業用に450MWの太陽光発電PPAをAES Corp.と締結
今週、AESがクラウドプロバイダーと発表した2つ目のPPA
Amazonはカリフォルニア州での事業用電力として太陽光発電を調達するため、AES Corporationと2つのPower Purchase Agreement(PPA)を締結しました。
この契約の一環として、AESはCAISO(カリフォルニア州独立系システム運用会社)市場で再生可能エネルギーを供給し、同社のプロジェクト・ポートフォリオから450MWの太陽光と225MW、4時間のバッテリー蓄電を合わせて調達します。AESは Fluence と契約し、そのうちの1つのプロジェクトにエネルギー貯蔵ソリューションを提供します。
AESの社長兼CEOであるアンドレス・グルスキーは、「AESはAWSデータセンターを含むAmazonの事業運営を100%再生可能エネルギーで賄うという大胆な行動を支援できることを誇りに思います。 Amazon とともに、カスタマイズされたエネルギーソリューションと革新的な考え方が、あらゆる種類の組織の業務と送電網の脱炭素化をいかに支援できるかを示しています」と述べています。
AWSはカリフォルニア州で少なくとも8つのデータセンターを運営していますが、2018年以降増加しているようです。US West(北カリフォルニア)リージョンのほか、ロサンゼルス、サンノゼ、パロアルトでエッジ/ローカルゾーンを運営しています。
同社はギルロイに100MWのキャンパスを計画し、ヘイウッドにあるハインズから49MWの施設を借りており、サンノゼでは2棟を開発中です。
今週初め、AESはマイクロソフトと110MWの太陽光発電と蓄電池のPPAを締結し、同社のカリフォルニア事業への電力供給を行うと発表しました。AESは以前、2021年11月にバージニア州にあるマイクロソフトのデータセンターを対象とした15年契約を締結しています。また、両社はチリでも協定を結んでいます。
AESは以前にも、Googleと500MWの再生可能エネルギー契約を締結しており、バージニア州北部にあるGoogleで電力を供給しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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