CyrusOneが2021年サステナビリティレポート公開
CyrusOneは、2021年サステナビリティレポートを発行し、環境、地域社会、ステークホルダーに対する同社のコミットメントに焦点を当てています。この年次報告書では、「創造的なデータセンター設計」と呼ぶ水とエネルギーを節約するための同社の取り組みについての洞察を語っています。
「私は、未来のデータセンターへの投資と構築を続ける中で、CyrusOneがこの1年で成し遂げた進歩を誇りに思います。このレポートはCyrusOneがグローバルオペレーションを改善すると同時に、ネットゼロカーボンの達成に向けた継続的なコミットメントにおいて重要な進展をもたらしたことを示しています。」CyrunOneの暫定CEOデビッド・フェルドマンは、このように述べています。「再生可能な電力資源の拡大、業界をリードする節水活動の拡大、優秀で多様性のあるチームのための協力的な職場の提供、サプライチェーンにおける公平性の促進など、当社のサステナビリティの使命の重要性を十分に認識しています。この1年で大きく前進しましたが、まだまだやるべきことがたくさんあることも認識しています。来年はチームやパートナーと協力して、環境保護とダイバーシティの取り組みを加速させていきたいと思います。」
報告書のハイライトとしては、同社の気候変動リスクの評価方法が挙げられています。気候変動が同社のビジネスにもたらすリスクを理解し、対処するために、カーボンプライシング分析や将来の洪水リスク評価の手法を用いて、体系的なアプローチを行っています。
また、水を犠牲にすることなく、業界に負けないエネルギー効率を提供することで、データセンター業界における水の保全に力を入れていることが紹介されています。これは、水不足が深刻化しているテキサス州キャロルトンにある同社の主要データセンターにこの取り組みを拡大したことにも表れています。CyrunOneは、施設内の水使用量を前年比で67%削減し、さらに水回復クレジットを購入することで残りの水使用量を上回り、同時に地域の野生生物や生物多様性にも利益をもたらしました。
Digital Infra Network (Dan Scarbrough 記者)より抄訳・転載
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