Metaがインディアナ州でSolarpackと210MWのPPAを締結

Metaの8億ドルのデータセンターに電力を供給

Metaは、インディアナ州の2つの太陽光発電プロジェクトから、210MWを調達するための電力購入契約(PPA)に調印しました。

スペインの再生可能エネルギー企業Solarpackは、2つの太陽光発電所の建設に関わる2つの長期契約を発表しました。

Metaはインディアナ州で最近発表された、8億ドルのデータセンターへの電力供給も兼ねて、2つのプロジェクトからの出力を購入する予定です。

この取引に関するその他の詳細は、明らかにされていません。

SolarpackのCEOであるLeo Morenoは、次のように述べました。 「Metaの脱炭素化目標を支援し、Solarpackにとって重要な成長市場である米国で大きなマイルストーンを達成できることを嬉しく思います。私たちは、データセンターの負荷に近い地域のカーボンフリー発電を、サポートするグローバルな脱炭素ソリューションを提供できることを誇りに思います。」

現在インディアナ州のエネルギーの10%は再生可能エネルギーであり、太陽光発電プロジェクトは、インディアナ州をカーボンフリーの未来に向けて前進させる一助となるだろうと、両社は語っています。

Metaは2020年以降、同社のグローバルオペレーションは100%再生可能エネルギーで支えられていると述べました。同社は米国で、Adapture Renewables、Ørsted、rPlus Energies、Avangrid、DESRI、EDP、BP、SiliconRanchなどとPPAを締結しています。

今年初めに発表されたように、同社はインディアナ州ジェファーソンビルに、619エーカーのデータセンターキャンパスを開発しています。

2005年に設立されたSolarpackは、13か国にまたがる17GWのプロジェクトポートフォリオを持っています。現在は、51の再生可能プロジェクトを運営しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Caféが日本向けに抄訳したものです。

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