AmazonPPAに絡む再生可能ハイブリッドプロジェクトが商業運転を開始

カリフォルニアの施設に電力を供給するためのエネルギーの主要な購入者に

Amazonは、カリフォルニア州San Bernadino Countyのアデラントにある、AESの2つの太陽光発電所から電力を調達する電力購入契約(PPA)を締結しました。

PPAの詳細は、まだ明らかにされていません。しかし、AESは、Amazonがこのプロジェクトからのエネルギーの主要な引き取り手となり、カリフォルニア州内の施設の電力供給に使用すると表明しています。

Baldy Mesaプロジェクトは、10月24日に開始され、150MWの太陽光発電容量と、75MW/300MWhのバッテリー蓄電システム(BESS)で構成されています。小型のシルバーピークは、50MWの太陽光発電と、25MW/100MWhのBESSで構成されています。

このプロジェクトは、Amazonがカリフォルニア州とアリゾナ州のデータセンターポートフォリオに、電力を供給するために調達した広範な発電ポートフォリオの一部であり、合計1.5GWの発電量となります。

これは、AmazonとAESの間で締結された3つ目の大規模な、再生可能エネルギー供給契約です。2022年5月、Amazonは同社とカリフォルニアの事業所への電力供給に関する2つのPPAを締結しました。

契約の一環として、AESはCAISO(カリフォルニア州独立系統運用者)市場で再生可能エネルギーを供給し、同社のプロジェクトポートフォリオから合計450MWの太陽光発電と、225MWの4時間BESSから電力を調達します。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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