Rambusがデータセンター・インターコネクトIP企業のAnalogXを買収へ
Rambusは、低消費電力でマルチスタンダードな接続が可能なSerDes IPソリューションを提供するAnalogXを買収する契約を締結しました。
SerDesは、高速チップ間通信で使用されるデジタルデータをシリアライズ(=シリアル化)およびデシリアライズするファンクションブロックです。
尚、この買収は、2021年の第3四半期に完了する予定です。
Rambusの社長兼CEOであるリュック・セラフィン氏は、「データセンターが分散型モデルに移行する中、データ集約型コンピューティング・プラットフォームの性能を引き出すためには、高速接続が不可欠である」と述べています。
「AnalogXの業界をリードするPHY及びDSP設計の専門知識は、当社のデータセンター用インターコネクトチップのロードマップに反映され、データセンター、AI/ML、5Gにわたる新しいアプリケーションへのリーチを拡大していく」
この買収は、PCIe 6.0およびCXL 3.0ソリューションに向けたRambusのロードマップを加速させることになるだろうと同社は述べています。
尚、AnalogXは今月、高速インターコネクトシリコンIP企業のPLDAと提携し、AnalogX 32G-MR PHYをPLDA CXL 2.0コントローラに統合しました。
Data Center Dynamics
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