フィリピン最大のキャリアニュートラル・データセンターの建設に向けて新会社がマニラで賃貸契約を締結
新しいデータセンター企業が、マニラ市内にフィリピン最大のキャリアニュートラル・データセンターの建設を計画しています。
Bee Information Technology PH(ビーインフォテック)が、マニラ市東部のBridgetowne Destination Estate(ブリッジタウン・エステート)内にあるキャンパスワン・ビルの全区画をリースしました。
キャンパスワンは3フロアにまたがり、約19,000平方メートル(205,000平方フィート)の賃貸可能なスペースを有しています。ビーインフォテックは、このサイトでコロケーションサービスの提供を計画していると報道されており、このような施設としては国内最大規模になると同社は主張しています。
ブリッジタウン・エステートは、ロビンソンズ・ランド・コーポレーション(RLC)によって建設された31ヘクタールの開発で、パシグとケソン市を結ぶマリキナ川に架かる200メートルの橋が含まれています。
「ビーインフォテックは、約19,000平方メートルのデータセンタースペースを持つ我々のキャンパスワンに入居している」RLCのSVPでオフィスビル部門のGMであるJericho Go氏はInquirer.netにこのように語っています。
ビーインフォテックは、マニラの通信・データセンター企業であるIP Converge Data Services, Inc.のCEOであったレイナルド・フエルガス氏が率いています。同社によると、この施設は「The Hive」と呼ばれ、4,000ラック以上を収容できるスペースを持つと言います。
「ブリッジタウンにあるキャンパスワンは、複数の通信事業者がサービスを提供しており、洪水の心配もなく、地震の断層からも離れているため、このプロジェクトには理想的な場所である」とフエルガス氏は語っています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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