マイクロソフト、チリのデータセンターリージョン計画を提出
サンティアゴに3億1700万ドルのプロジェクト計画
マイクロソフトは、チリのサンチアゴに3億1700万ドルのデータセンター開発計画を申請しました。
同社は2020年12月にチリのデータセンター地域の計画を初めて発表しました。BNAmericasが最初に発見したもので、同社は最近、SLC03プロジェクトをチリの環境評価サービス(SEA)に申請し、実現可能性の評価を受けています。
計画ではサンティアゴのキリクラ地区にある6.8ヘクタールの敷地に、1棟のデータセンタービルを2分割し、2フェーズに分けて建設する予定です。第1フェーズ工事は17カ月を要する予定です。
「このプロジェクトは、主に2つのユニット(COLO1とCOLO2)に分割された1つのストレージビルの建設と運用を検討し、そこにデータセンターの技術設備とその運用に必要なすべてのインフラを設置します」と、申請書には記載されています。
また、このプロジェクトには管理棟と26MWAの変電所も含まれる予定です。
マイクロソフトは、2014年に開始したラテンアメリカのAzureクラウドリージョンをサンパウロに1つ持っています。また、ブラジルのリオデジャネイロにも1つ、メキシコのケレタロリージョンにも1つ計画されています。
OracleとGoogleはチリのクラウドリージョンを立ち上げています。EdgeConneXとHuaweiも同国に施設を建設しています。AWSはサンチアゴにCloudfront Edgeの拠点を持ち、今年中にチリでローカルゾーンを立ち上げる予定です。
また、ODATA、Ascenty、InterNexaも最近チリに進出しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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