Web Werks、ハイデラバードで最初のデータセンターとして最大10MVAの電力容量を持つ独立施設を取得
インドのデータセンターおよびクラウドサービス市場の大手企業であるWeb Werksは、ハイデラバードの商業ビジネス地区に同社初のデータセンターとなる独立型ビルを取得したことを発表しました。
同地区は、ハイデラバードのITコリドーに近接していることから、有名なビジネスハブとして浮上しています。相互接続性の高いこの新しいデータセンターは、12万平方フィートのコロケーションスペースを提供し、最大10MVAの電力容量と最大6MWのIT負荷に対応する予定です。第1期の納入は、2022年第4四半期までに完了する予定とのことです。
Web WerksデータセンターCEOのNikhil Rathiは、「データセンターに関する政策が整備されているテランガナ州にとって、当社にとってもう一つの大きな拡張となります。HITECシティにはハイパースケーラーが集まっており、IT、保険、バイオテクノロジー、金融機関、サービス業など、多様な企業が入居しています。当社のデータセンター施設は、容量、クラウド、接続性を提供するグローバルデータセンターで重要なインフラを展開することにより、お客様がデジタル変革戦略を迅速に拡張できるようにします」と述べています。
さらに、Web WerksとIron Mountain Data Centresは、インド、米国、欧州、APACで19以上の施設を提供していると付け加えました。このグローバルデータセンターのプラットフォーム上で、同社の顧客は、ビジネスの成長に合わせて最も合理的な方法で、環境、顧客、パートナーに効率的にアクセスすることができるエコシステムの選択肢にアクセスすることができるのです。
さらに同社は、ハイデラバードの新開発により、インド地域内でのWeb Werksのプレゼンスが強化されると説明しています。
「ハイデラバードはインド最大のDC市場の1つであり、2026年までにそのキャパシティが3倍に拡大すると予測されています。」Iron Mountain Data CentresのAPAC副社長兼GMであるMichael Gohは、こう述べています。「当社はこの高成長市場でお客様に容量を提供できることを非常に喜ばしく思っています。」
Web Werksは現在、ムンバイ、デリーNCR、プネーでTier IIIデータセンターを運営しています。今後ナビムンバイに2つ目の12.5MVAスタンドアロンデータセンター、ベンガルールに10MVAスタンドアロンデータセンターが建設されます。当社のすべてのデータセンターは、ハイブリッドIT戦略に意欲的なお客様のために、クラウドに対応できるようになっています。
また、マイクロソフトは、テランガナ州ハイデラバードに最新のデータセンター地域を設立する予定であると述べていました。この戦略的投資は、クラウドとAIを活用したデジタル経済において顧客の成功を支援するというマイクロソフトのコミットメントに沿ったものであり、世界最大のクラウドインフラの一部となるといいます。
W.Media (ANURADHA NAGAR)より抄訳・転載
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