AWS、メキシコ・ケレタロにデータセンターリージョンを計画
アマゾン、マイクロソフトやオラクルと共にメキシコ中部へと進出
AWSがメキシコで新たなデータセンターリージョンの立ち上げを計画しています。
ブルームバーグの報道によると、アマゾンはメキシコ連邦政府との間で、メキシコ中部のケレタロに新データセンターを開設する契約に近づいているといいます。日程は決まっていませんが、近いうちにこれに関する発表があると伝えられています。
ケレタロのテクノロジー企業クラスター群「Vortice IT」の代表を務めるホルヘ・ブイトロン・アリオラ氏は、Bloombergに対し、アマゾンが国内の3つの施設に投資する計画を伝えてきたことを明らかにしました。
ケレタロのマルコ・デル・プレット持続可能開発大臣は、アマゾンとの交渉については肯定も否定もしませんでしたが、ケレタロは多国籍企業がデータセンターを設置する拠点となっており、すでに26カ所が建設済み、発表済み、または交渉中であると述べています。
ケレタロはメキシコにおける主要なデータセンターハブであり、そこにAWSの リージョン が新設されれば、それは良い仲間となるでしょう。AWSはすでにケレタロにCloudFront Edgeを2カ所設置しています。マイクロソフトとオラクルも、ケレタロにメキシコでのクラウドリージョンの開設を検討しています。ブラジルのデータセンター企業Odataも、この地域に30,400平方メートル(327,000平方フィート)のQR01施設を建設中であり、一方デジタル・リアルティはこの地域に2つのデータセンターを保有しています。またエクイニクスは2019年にケレタロのAxtel施設2棟を取得しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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