AWS、チューリッヒにクラウドリージョンを開設
Amazon Web Servicesは、スイスのチューリッヒに新たなクラウドリージョンを開設しました。
「本日、28番目となるAWSリージョンの開設を発表できることを嬉しく思います。Europe (Zurich)は、API名:eu-central-2としても知られています」と、AWSのプリンシパル・デベロッパ・アドボケートのSébastien Stormacq氏はコメントしています。
このリージョンは、チューリッヒ近郊に位置する3つの アベイラビリティゾーン とともに稼働を開始しました。
同社は2020年後半にスイスのクラウドリージョン計画を発表し、2022年から2036年にかけてEurope (Zurich)リージョンに最大59億スイスフラン(約59億円)を投資する計画であると説明していました。
AWSのスイスにおける既存顧客には、Fisch Asset Management、 Helvetia、 Richemont、Swiss Broadcasting Corporation (RSI)、 Swiss Post、Swisscom、and Swisstopoなどがあります。
一方マイクロソフトは、2019年にチューリッヒのSwiss NorthとジュネーブのSwiss Westの2つのスイスAzureリージョンを立ち上げました。Googleも2019年にチューリッヒのGCPリージョンを立ち上げました。
11月には、AWSはスペインのアラゴンにリージョンを開設しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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