AWS、テルアビブでイスラエルクラウドリージョンを立ち上げ

Amazon Web Services(AWS) は今週、テルアビブに3つのアベイラビリティゾーンを持つAWSイスラエルリージョンを立ち上げると発表しました。

「イスラエルにおけるAWSリージョンの立ち上げは、最先端のクラウド技術をベースとしたアプリケーションを構築し、最高レベルのセキュリティ、可用性、耐障害性を実現する能力を顧客に提供します。イスラエルの技術革新を促進する戦略は、豊富な人材とともに、起業家、電子政府、多国籍企業のための繁栄するグローバル・ハブを生み出しました。」

AWSは2021年6月、イスラエルのクラウドリージョンの計画を初めて発表しました。同社がGoogleとともにイスラエル政府機関にクラウドサービスを提供する入札で12億ドルを落札した後であり、当初は2023年前半の開始を目指していました。

Googleは2022年10月にテルアビブでGCPクラウド・リージョンを立ち上げています。

イスラエルのアカウント・ジェネラル Yali Rothenberg は、「我々は、プロジェクトNimbusの一環として、イスラエルに新しいAWSリージョンを歓迎できることを嬉しく思っており、イスラエルリージョン構築におけるAWSのコミットメントと努力に祝意を表します」と述べています。

Rothenberg はこう続けました。 「イスラエルリージョンの設立は、AWSのイスラエルに対する長期的なコミットメントと、イスラエル市場への大規模な投資の継続を反映しています。このリージョンの設立により、政府機関のワークロードをクラウドに移行することが可能になります」

イスラエルのAWS顧客には、Amdocs、Bank Hapoalim、Bank Leumi、Harel Insurance、ICL Group、Ituran、Migdal、Netafim、Paz、Phoenix、Tnuvaなどがいます。

マイクロソフトも国内でクラウドリージョンを展開しており、オラクルは2021年10月にエルサレムリージョンを立ち上げました。アリババはイスラエルへの進出を検討していると報じられています。



この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。



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