オラクル、エルサレムの地下データセンターでイスラエル・リージョンを開設

Oracle(オラクル)は、エルサレムの地下データセンターから新たにイスラエルのパブリッククラウドリージョンを立ち上げました。これは、同国内でアベイラビリティリージョンを開設した最初の大規模クラウド企業となります。

Bynet Data Communicationsによって建設された地下施設は、エルサレムのHar Hotzvimテックハブにある駐車場階5階・17階建てビルの下の14,000平方メートル(460,000平方フィート)のスペースに構築されています。データセンターは、地下50メートル(160フィート)の場所に4つのフロアが設けられています。

「これは、Oracleイスラエルイーストクラウドリージョンの今後のオープンに向けた重要な第一歩だ」と、OracleイスラエルのカントリーリーダーであるUzi Navon氏は述べています。「首都イスラエルのこの新しいクラウドリージョンにより、Oracleはイスラエル国とイスラエルの顧客へのコミットメントを再び証明し、最高レベルのセキュリティかつ最強のパフォーマンスを備えた第2世代のクラウドインフラストラクチャを保証する」

エルサレムのMoshe Lion市長は、「イスラエル、特にエルサレム初のパブリッククラウドの確立は、エルサレムの技術のさらなる発展に貢献するだろう」と付け加えました。

Nimbusプロジェクトはパブリッククラウド事業者にとって魅力的

この施設では、全種類のOracleパブリッククラウドサービスが提供されます。イスラエルだけでなく、同社はサウジアラビアのジェッダやアラブ首長国連邦のドバイにも隣接するクラウドリージョンを保有しています。同社は2021年末までに世界中に38のクラウドリージョンを開設する計画を立てています。

Oracleは、同国内の最初のアベイラビリティリージョンをオープンしましたが、これで終わりではありません。AmazonとMicrosoft両社も、イスラエルでAWSリージョンとAzureリージョンを開設する過程にあります。イスラエル政府は、政府系情報やアプリケーションを収容し配信しようと、クラウドインフラストラクチャやサービスの大規模調達計画であるNimbusプロジェクトのもと、大規模なクラウド変革を進めています。

今週、OracleはAustralian Data Centres(ADC)と提携し、キャンベラのADC施設からDedicated Region Cloud @ Customerと、Roving Edge Device(RED)と呼ばれる新しい堅牢なエッジコンピューティングアプライアンスを導入しました。40基のOCPU、1基のNvidia T4 GPU、512GB RAM、61TBのストレージを備えるこの新しいエッジデバイスを利用することで、ユーザはOracle Cloud Infrastructure(OCI)上で、エッジ拠点への安全な導入が行えるようになります。アプライアンスは単一ノードとしての使用が可能、あるいは5〜15台のデバイスを単一クラスタにグループ化できます。費用は、デバイス1台あたり1日160ドルからとなっています。

Data Center Dynamics

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