Google、イスラエルのテルアビブでGCPリージョンを開設

グーグルは、イスラエルのテルアビブに新しいGCPクラウドリージョンを開設しました。

「本日、イスラエルの新しいGoogle Cloudリージョンがオープンしたことをお知らせします」と同社は今週発表しました。「テルアビブのGoogle Cloudリージョン(me-west1)は、全世界のクラウドリージョンネットワークに加わり、あらゆる規模、あらゆる業界の顧客に高性能、低遅延のサービスを提供します」

同社は、AWSと並んでイスラエル政府機関に対しクラウドサービスを提供する12億ドル規模の入札を落札した後、2021年4月にイスラエルのクラウドリージョンの計画を正式に発表しました。

ServerFarm社が建設しMoshav Bnei Zionに位置するグーグルの新データセンターは、健康や環境に関する懸念から地元住民からの抵抗にあっていました。

同社はイスラエル国内ではPetah Tikva,、Modi’in、Bnei Zionに3か所の施設を有しています。また、同社の技術がパレスチナ人に対する差別を可能にするかもしれない、という社員からの反対意見があったにもかかわらず、Beit Yehoshua に4か所目の施設の開発を目指しています。

AWSマイクロソフトは既に同国でクラウドリージョンを展開しており、オラクルは2021年10月にエルサレムでリージョンを立ち上げました。アリババもイスラエルへの進出を検討していると報じられています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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