AurumとNowais がサウジで50MWデータセンターに関するMoUに調印
プロジェクトの詳細は不明
Aurum Equity Partnersがサウジアラビアの新しいデータセンタープロジェクトに投資すると発表しました。
Aurumは今週、Al Nowais Group (Emirates United Economyの子会社経由)と、サウジアラビアで50MWのデータセンターに共同投資するMoUを締結したと発表しました。
場所、仕様、開発スケジュール、投資額、最終顧客などの詳細は公開されていません。
両社によると、同拠点はエネルギー効率の高い冷却システムと再生可能エネルギーを使用するほか、最高レベルのセキュリティ対策と堅牢な災害復旧ソリューション、効率的な運用のためのAIを導入するということです。
Aurum Equity Partnersの創業者兼CEOであるVenkat Bussa氏は、次のように述べました。「サウジアラビアのデジタルトランスフォーメーションを推進し、持続可能な成長と技術進歩を支援するデータセンターを開発するために、Al Nowais Groupと協力できることをうれしく思います」
また、Al Nowais GroupのCEO兼会長であるAbdulla Al Nowais氏は、次のように述べています。「サウジアラビアは、この地域をリードするデジタルハブになる瀬戸際にあり、企業の高まる需要に応えるため、比類のないセキュリティ、効率性、信頼性を備えたデータセンターを建設できることを光栄に思います」。
昨年設立されたAurumのBussa氏は、以前はVU Venture PartnersとVU Capital Partnersのパートナーでした。
5月、Aurumは2億5,000万ドルのGlobal Private Equity Fund計画の立ち上げを発表しました。その際、同社は「最先端のデータセンター開発」のため、インドのテランガナ州ハイデラバードに5,000万ドルを割り当てたと発表しましたが、詳細は明らかにしていません。
同社の姉妹会社であるAurum Venture Partnersは、テランガナ州の技術系新興企業を支援するために500万ドルを拠出した。Aurum Venture Partnersは2023年第1四半期に5000万ドルのファンドをクローズしています。
2005年に設立されたAl Nowais Groupは、アラブ首長国連邦の石油、ガス、建設、防衛、農業など多くの分野で事業を展開する同族会社です。その子会社であるEmirates United Economyは、調達購買サービスを提供する政府請負業者です。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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