STT GDC Philippines、マカティ市に1.2MWのデータセンターを完成

ST Telemedia Global Data Centres (STT GDC) Philippinesは、フィリピンのマカティ市に1.2MWのデータセンターを完成したと発表しました。

マニラ郊外に位置するこの施設は、約100ラックを収容し、5kW~12kWの負荷に対応します。運用開始は2023年11月の予定。

このデータセンターは Tier III基準で設計されており、「環境に優しい」換気・空調システムを採用し、エネルギー効率の高い機器、雨水集水システム、発電用のソーラーパネルを採用しています。

「STTマカティの新データホールの完成は、卓越性と革新性の限界を押し広げるという当社の揺るぎないコミットメントを示すものです。この施設は、次世代ハイパースケーラーグレードの データセンター でコロケーションスペースを利用するメリットを、わずかなコストで享受できる機会を企業に提供します」と、STT GDC Philippinesの社長兼CEOのCarlo Malana氏は述べています。

Globe 、Ayala Corporation、シンガポールのSTT GDCのジョイントベンチャーであるSTT GDC Philippinesは、現在マニラのケソン市で124MWの開発を進めているほか、マニラ首都圏に3カ所、カビテ州とダバオ州にそれぞれ1カ所のデータセンターを保有しています。

2023年6月、同社はマカティ、カビテ、ケソン市の3カ所に合計5.2MWのデータセンターを拡張する計画を発表しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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