AirTrunk、SYD2データセンター拡張を完了
シドニーでの着工からわずか20週間
APACデータセンター企業のAirTrunkは、オーストラリアのシドニー北部にあるSYD2キャンパスで最新の拡張工事を完了しました。
SYD2は合計120MWのIT容量を持ち、今回の拡張は30MWに相当します。
この拡張工事は2023年6月に着工され、2段階に分かれています。この5階建てのシェルビルの上棟は第1フェーズで、合計で70MWのIT容量をSYD2にもたらす拡張工事となります。拡張の第2段階(最終段階)は2024年に完成する予定です。
AirTrunkは次のように述べています。「今回の拡張は、30MW以上の特注容量を追加することで、クラウドの継続的かつ持続的な成長をサポートするものです。」
「160,000時間を超える作業時間において、我々のチームは傷害によるロストタイムゼロ、重大な欠陥ゼロという安全性を維持しています」
SYD2は2019年に初めて発表され、2021年3月に稼働を開始しました。完全建設時には、24のデータホールに29,000平方メートル(312,150平方フィート)の技術スペースが提供される予定です。
AirTrunkはまた、2022年7月に完成したオーストラリアシティ内のSYD1キャンパスと、9つのフェーズで最終的に320MWを提供する開発中の3つ目のキャンパスを有しています。
同社はMacquarie傘下で、2017年に開設されたメルボルン・ビクトリアにもオーストラリアのキャンパスがあり、香港、シンガポール、日本の東京(2カ所)、マレーシアのジョホールにも運営中または開発中のキャンパスがあります。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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